人気ブログランキング |

2019年 04月 08日 ( 1 )

念仏は無碍の一道なり

 念仏者は、無碍の一道なり。そのいわれいかんとならば、信心の行者には、天神地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし。罪悪も業報を感ずることあたわず、諸善もおよぶことなきゆえに、無碍の一道なり。

(歎異抄・第七章 -31)

 天神地祇、魔界外道というと自分の心の外にあるもののように思うが、そうではなく「自分の心」のことです。自分の心の影響を受けないから「罪悪も業報も感ずることあたわず」という。ここには自力から他力への意識の根本転換がある。自分の心が「悪」です。信仰は自分の心を護ってもらうことのように思っているのでしょうが、そうではない。自分の心から護ってもらうのです。

 南無阿弥陀仏  
by zenkyu3 | 2019-04-08 05:48 | 歎異抄を読む | Comments(0)