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2018年 10月 24日 ( 1 )

このゆえに常とす

涅槃経 33

 また言わく、善男子、一切有為はみなこれ無常なり。虚空は無為なり、このゆえに常とす。仏性は無為なり、このゆえに常とす。虚空はすなわちこれ仏性なり、仏性はすなわちこれ如来なり、如来はすなわちこれ無為なり、無為はすなわちこれ常なり、常はすなわちこれ法なり、法はすなわちこれ僧なり、僧すなわち無為なり、無為はすなわちこれ常なり。

(教行信証・真仏土巻「涅槃経」引用部分)

 無常は変化する。変化に終わりはなく、変化するから生まれたり死んだりするように見える。対するに、常は変化しない。変化しないから常という。大切なことは、無常と常は別々にあるのではなく、どれほど変化しても変化しないという本性を失わないから常というのだということです。変化しないという本性を失わないから自在に変化することができる。これを常という。だから、常を虚空といい、無為といい、如来といい、仏性という。常を離れて無常はなく、無常を離れて常もない。よって、変化しない常を知れば、変化する無常に安住できる。

 南無阿弥陀仏
by zenkyu3 | 2018-10-24 05:16 | 教行信証のこころ | Comments(0)