2018年 02月 11日 ( 1 )

疫癘の御文

  当時このごろ、ことのほかに疫癘とてひと死去す。
  これさらに疫癘によりてはじめて死するにはあらず。
  生まれはじめしよりしてさだまれる定業なり。
  さのみふかくおどろくまじきことなり。(以上、一部抜粋)

  (御文・第四帖・第九通)

 生まれれば死ぬ。そんなことは始めからわかっている。改めて驚くようなことではない。なんのために生まれてきたかを忘れたかのように生きてきたから、やり残したことがまるまる残ってしまった。死を前にして驚かなくてはならないのはそのことです。相変わらず、いつ死ぬか、どう死ぬかばかりが心に懸かっている。そんなことはどうでもよいことで、死んでいく先が明らかになったかどうかだけが問題です。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-02-11 06:31 | 御文を読む | Comments(2)