2018年 01月 13日 ( 1 )

  一 蓮如上人へ、ある人、安心のとおり、申され候う。
  西国の人と云々 安心の一通りを申され候えば、仰せられ候う。
  「申し候うごとく心中に候わば、それが肝要」と、仰せられ候う。

  (蓮如上人御一代記聞書183条)

 西国の人、蓮如上人の前で、得々と安心を語る。まったく信仰になっていないので、気の毒で、返す言葉が見つからない。蓮如上人は「その通りです」「ただ信心が肝要」と言うのが精一杯だ。自分の心がどんなか、よくよく観察することが聴聞です。心が見えたら智慧が生ずる。「安心の一通り」をいくら勉強しても智慧は生じない。ご法義の勉強を一生懸命するのは自分の心を見たくないのでしょう。信仰を哲学にしてはならない。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-01-13 06:08 | 蓮如上人御一代記聞書を読む | Comments(0)