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わがはからわざるを自然ともうす

 すべてよろずのことにつけて、往生には、かしこきおもいを具せずして、ただほれぼれと弥陀の御恩の深重なること、つねはおもいいだしまいらすべし。しかれば念仏ももうされそうろう。これ自然なり。わがはからわざるを、自然ともうすなり。これすなわち他力にてまします。

(歎異抄・第十六章 -42)

 ここに書かれていることは「信の一念」の後の「後念相続」のことです。信の一念に自分の心を離れた経験があるから、信の一念を憶念すると自分の心を離れる。信の一念に返るたびに仏のお心がはっきりしていく。やがて、自分の心を完全に離れ、常に仏のお心に立てるようになる。仏へと育てられていく智慧の働きを「願力自然」という。

 南無阿弥陀仏     
by zenkyu3 | 2019-04-19 05:40 | 歎異抄を読む | Comments(0)