竹内先生の手紙 三

 敬略 お手紙有難く拝受しました。貴兄の仰せご尤もと存じます。つい貴兄に安心しておまかせしていて、もう三年半も終ったことを忘れておりました。本当に有難うございました。このお便りを書くのは大変骨の折れることは私が一番よく知っているつもりです。暫くお休み頂いて結構です。貴兄までは届かずとも多くの方々に何かを訴え響きを与えたのは事実です。残念がる人は何人もいると思います。

 先日「禅宗くさい」と申し上げたのは決して私は貴兄を真宗に縛ろうとするものではありません。信心は一人一人の問題です。私自身も極めて自由な場に立っていたい。一筋に真実を求めているつもりです。一人一人が真実に照らされ、どん底から目覚めた時、共生の世界が開かれていると思います。長い間ご苦労を頂き厚くお礼申し上げます。また書きたくなった時があったら、是非書いてください。聞法会には安心して自分を語りにきてください。詳細は拝眉の上、お話し合いたいと思います。「阿弥陀経の世界」が出来上がりましたのでお送りします。合掌

 四月二十七日

 竹内維茂

(1995-4-27)

by zenkyu3 | 2017-03-05 05:26 | 樹心会々員からのお便り | Comments(0)