安楽声聞菩薩衆

 安楽声聞菩薩衆
 人天智慧ほがらかに
 身相荘厳みなおなじ
 他方に順じて名をつらぬ
 
 (讃弥陀偈讃-20)

 親鸞は「順じて」に左訓して「シタガイテ、ニンアリ、テンアリトイフ」と教えている。「他方」とは娑婆世界のことです。色も形もない不可思議の世界を示すのに声聞、菩薩、人間、天人といった形をもって荘厳する。形をもって形なき世界を示そうというのが浄土の三種荘厳の方便です。なぜ、浄土の三種荘厳が説かれるかといえば、思議を超えた不可思議の領域に触れさせて智慧を生じさせたいというのが釈迦如来の善巧方便だからです。

 南無阿弥陀仏




by zenkyu3 | 2018-07-14 06:11 | 三帖和讃のこころ | Comments(0)