依釈段・源信章(1)

 (原文)
 源信広開一代教 偏帰安養勧一切
 (読み方)
 源信、広く一代の教を開きて、ひとえに安養に帰して、一切を勧む。
 (正信偈-51)

 第六祖・源信(942-1017)は平安中期の天台僧です。日本浄土教の祖とされ『往生要集』を著した。比叡山での名声に浮かれた源信に母が与えた和歌「後の世を渡す橋とぞ思ひしに/世渡る僧となるぞ悲しき」はよく知られている。竹内先生は「念仏を後世の風除けにしている」と言われたが、叱る言葉は厳しくなかった。幾世にわたり法を聞かせ、念仏するまでにお育てくださった仏のご苦労こそ、いま、ここにおられる有縁の御同行であると知っていたから。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-06-14 05:57 | 正信偈の教え | Comments(0)