依釈段・道綽章(4)

 (原文)
 一生造悪値弘誓 至安養界証妙果
 (読み方)
 一生悪を造れども、弘誓に値いぬれば、安養界に至りて妙果を証せしむと、いえり。
 (正信偈-46)

 『高僧和讃』に云わく、「末法五濁の衆生は/聖道の修行せしむとも/ひとりも証をえじとこそ/教主世尊はときたまえ」と。『大集月藏経』に釈尊はこう教えている。人類の叡知は進化していると誇るが、それは技術の分野に限ったことで、機の方は、煩悩が複雑になって、自己保身の知恵がますます巧妙になっていく。欲望には際限がなく、得るほどに不足感、不安感が増して行く。末法一万年、時代はますます汚れ、人類はさらに劣化していく。

 南無阿弥陀仏



by zenkyu3 | 2018-06-09 05:51 | 正信偈の教え | Comments(0)