依釈段・道綽章(2)

 (原文)
 万善自力貶勤修 円満徳号勧専称
 (読み方)
 万善の自力、勤修を貶す。円満の徳号、専称を勧む。
 (正信偈-44)

 『唯信鈔文意』に云わく、「回心というは、自力の心をひるがえし、すつるをいうなり」と。自力は自分の心を信仰する。自分の心を大切にし、大切な心に湧いて出る「思い」を実現することが人生というステージであると信じる自分信仰です。自分を証明するための人生を生きている。それが仏道になれば、自分の心を磨いて仏になろうという聖道門になる。しかし、自力はまさに我執だから「聖道の証しがたきことを決して、ただ浄土に通入すべき」と。

 南無阿弥陀仏



by zenkyu3 | 2018-06-07 06:10 | 正信偈の教え | Comments(0)