依釈段・道綽章(1)

 (原文)
 道綽決聖道難証 唯明浄土可通入
 (読み方)
 道綽、聖道の証しがたきことを決して、ただ浄土の通入すべきことを明かす。
 (正信偈-43)

 龍樹、天親、曇鸞。上三祖で浄土教思想は確立します。天親、曇鸞に続くという意味で自ら「親鸞」と名乗り、菩薩という尊称は印度の僧に限られるのに、曇鸞章でわざわざ「本師曇鸞梁天子/常向鸞処菩薩礼」と讃えているのも、いかに親鸞が曇鸞を大切にしているかのあらわれです。さて、道綽(562-645)は唐代の僧で、四十八歳の時、玄中寺の曇鸞の碑文を見て浄土教に帰した。弟子の善導には『観無量寿経』を教え、以後『観経』が浄土教の中心になる。
 
 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-06-06 06:05 | 正信偈の教え | Comments(0)