依釈段・曇鸞章(4)

 (原文)
 往還回向由他力 正定之因唯信心
 (読み方)
 往・還の回向は他力に由る。正定の因はただ信心なり。
 (正信偈-40)

 『歎異抄』に云わく、「源空が信心も、如来よりたまわりたる信心なり。善信房の信心も如来よりたまわらせたまいたる信心なり。されば、ただひとつなり」と。智慧を回向して救うのが仏の慈悲です。よって、信心とは智慧のことです。智慧とは仏の方からわたしが見える。仏は智慧を回向して、本当の自分が見えるようにしてくださる。仏の眼で見たわたしの本当の姿を「煩悩具足の凡夫」という。自分を知れば救われる。自分探しの旅が終わる。

 南無阿弥陀仏


Commented by 畑のかえる at 2018-06-07 06:47 x
「智慧の回向」「それは仏の慈悲」「信心とは智慧のこと」「智慧とは仏の方からわたしが見えること」「仏の眼で見たわたしの本当の姿を「煩悩具足の凡夫」」「自分を知れば救われる」「自分探しの旅が終わる」
・・・終わりそうもないわたしの旅ですが、この道以外に歩いて行けそうな道が無い、この深い山の中。
名聞利養勝他煩悩の自分が見えない、無明の闇に射し込む光の方はたぶんこの方向だと思いつつ、この道以外に歩いていく道も見当たらず、ただ空念仏のわたし。
Commented by zenkyu3 at 2018-06-07 12:07
> 畑のかえるさん
空念仏、大いに結構。空念仏に仏が信心を入れてくださる。自分で考えついた信心など役に立つと思いますか。善及


by zenkyu3 | 2018-06-03 05:49 | 正信偈の教え | Comments(2)