依釈段・総讃(2)

 (原文)
 顕大聖興世正意 明如来本誓応機
 (読み方)
 大聖興世の正意を顕し、如来の本誓、機に応ぜることを明かす。
 (正信偈-24)

 仏教は「縁起の法」です。形あるものは因と縁の仮の和合で成り立ち、因縁が離散すれば形がなくなると教えている。今の瞬間は存在しているかに見える「この身」もこれと指し示すことすらできない無数の因縁の仮和合でかろうじて成り立っている。いわば、因と縁という無数の部品の組み合わせでできた全自動機械だ。だから、因縁という部品をいくら解体しても「この身」の中に常一主宰の「わたし」はない。働きだけがあって中が空なので「機」という。

 南無阿弥陀仏



by zenkyu3 | 2018-05-18 06:00 | 正信偈の教え | Comments(0)