依経段・釈迦章(10)

 (原文)
 仏言広大勝解者 是人名分陀利華
 (読み方)
 仏、広大勝解の者と言えり。この人を分陀利華と名づく。
 (正信偈-20)

 『御消息』に云わく、「光明寺の和尚の『般舟讃』には、「信心の人はその心すでに浄土に居す」と釈し給えり。居すというは、浄土に、信心の人のこころ、つねにいたりというこころなり。これは弥勒とおなじくということを申すなり。これは等正覚を弥勒とおなじと申すによりて、信心の人は如来とひとしと申すこころなり」(善性本・第五通)と。信心の人は穢土に身を置きながら、浄土から穢土を見る仏の目線を獲得している。心が身を離れたのです。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-05-14 06:06 | 正信偈の教え | Comments(0)