依経段・釈迦章(8)

 (原文)
 獲信見敬大慶喜 即横超截五悪趣
 (読み方)
 信を獲れば見て敬い大きに慶喜せん、すなわち横に五悪趣を超截す。
 (正信偈-18)

 心は本来自由ですが、物に執着すると心が物に縛られ自由を失う。金や地位や名誉、性に縛られる。心本来の自由と喜びを失う。心が死ぬ。自由な心は「物」を見ないが、執着する心は外に「物」を見つける。執着する物がなんであれ、心が物に縛られた惨めな状態を「五悪趣」という。だから、執着が切れると心は本来の自由を取り戻す。心が喜ぶので「獲信見敬大慶喜」という。信を獲れば本願のお力で身についた執着の垢が少しずつ洗われていく。

 南無阿弥陀仏

by zenkyu3 | 2018-05-12 06:01 | 正信偈の教え | Comments(0)