依経段・釈迦章(5)

 (原文)
 摂取心光常照護 已能雖破無明闇
 (読み方)
 摂取の心光、常に照護したまう。すでによく無明の闇を破すといえども、
 (正信偈-15)

 幸いなことに、人生苦に遭って心が病んでいることを知った。心の病の元を「無明」と言ったのです。生まれた時、すでに死病である煩悩をもった身体を受けていた。もともと病だったから人生苦をきっかけに病を隠せなくなった。では、病根の「無明」とはなんだったか。すなわち、「心は自分であるから心に思ったことは実行しなくてはならない」と信じていること、それを「無明」と言います。だから「心は自分ではない」と知ると苦悩が一瞬に消える。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2018-05-09 05:55 | 正信偈の教え | Comments(0)