依経段・釈迦章(1)

 (原文)
 如来所以興出世 唯説弥陀本願海
 (読み方)
 如来、世に興出したまうゆえは、ただ弥陀本願海を説かんとなり。
 (正信偈-11)

 依経段の前半「弥陀章」が終わり、後半の「釈迦章」です。法蔵菩薩は内なる「信心仏性」の象徴で、法蔵菩薩の物語である『大無量寿経』の説法全体が「汝の内なる仏性に気づけよ」との釈尊の善巧方便です。よって、「釈迦章」では仏性が目覚めたときに行者の内面にどのような心境が開けてくるかが述べられています。仏性が目覚めることを真宗では「信心開発」といいますが、信の一念に智慧を得て、行としての「南無阿弥陀仏」が確立する。

 南無阿弥陀仏

by zenkyu3 | 2018-05-05 05:59 | 正信偈の教え | Comments(0)