今年も共に聴聞しましょう

  また云わく、仏世はなはだ値い難し、人信慧あること難し。e0361146_09234607.jpg

  たまたま希有の法を聞くこと、これまた最も難しとす。
  自ら信じ人を教えて信ぜしむ、難きが中に転た更難し。
  大悲、弘く普く化する、真に仏恩を報ずるに成る、と。

  (教行信証・信巻「往生礼讃」引用)

 善導の文。大悲は無縁、人も境遇も選ばない。遍く照らす光ゆえ、わたしのような者にも光は届く。わたしが偉くて伝えるのではない。大悲のお力によって、広く遍く大悲を伝えさせられる。なにを伝えるか。わたしの中に生じた仏の心を伝える。今年も共に聴聞しましょう。善及

 南無阿弥陀仏


Commented by 畑のかえる at 2018-01-03 08:25 x
善及さま
新年明けましておめでとうございます。
1.自分の心を見る一年にしたい。
  「煩悩を見る」と言わず「心を見る」とはどういうことか。煩悩を見るとは「貪り、怒り、真実に程遠いことに納得する」ことだろうか?
  とにかく、今年は「自分の心を見て」通そう。
2.お念仏は、あみだ様の言葉がわたしの口を継いで声となっていると決めた。
3.質問 古い写真を見て「時間」について実感が生まれたのですが、善及さんはどのようにお考えでしょうか。
  古い写真にはある時間空間を切り取った刹那が記録されている。
  時間の流れからすると、その過去の刹那は一瞬の隙なく現在に繋がっているのだが、とても不思議な気がする。
  現在から過去の刹那の方向に逆流していると言えなくもない、繋がっているのだから。
  またこの現在は、未来の刹那刹那にも繋がっている。
  時間は果てのない無限の海であり、「現在」の刹那は、過去と未来の結節点である。
  以前は、過去は過去、今は今、未来は未来、というふうに分けて考えていたのですが、このように「現在」は未来とも過去とも一体と考えるようになりました。
  過去の人も未来の人も今の自分に生きているようなふわっとした感じです。
  古い写真を見たり、お墓掃除したり、そんな時にさりげなくさらっと思うのですが、おかしいでしょうか。 
Commented by zenkyu3 at 2018-01-03 10:15
> 畑のかえるさん
1について。心は貪瞋煩悩です。心を見るとは心を離れて心の全体を見る。心の中にいて心を見ることはないので、心を離れることを仏眼(智慧)をいただくといいます。

2について。念仏は仏の呼び声です。こっちだぞと呼んでくださっている。だから、わたしたちはどちらに向かえばいいかがわかる。仏となる未来に向かって迷わず進む。

3について。過去は現在の中に蓄積されている。宿業といいます。過現未の仏というように、過去にも仏に遇っているが、仏の方に向かなかった。現在も仏に遇っている。念仏が届いている。仏がこっちへ来いと呼んでいる。未来から仏が呼んでいる。

今年も共に聴聞しましょう。善及
Commented by 畑のかえる at 2018-01-08 09:01 x
>再質問
1について。心は貪瞋煩悩です。心を見るとは心を離れて心の全体を見る。心の中にいて心を見ることはないので、心を離れることを仏眼(智慧)をいただくといいます。
Qまずは、こころを離れること、それすなわち仏眼である。わかりました。
2について。念仏は仏の呼び声です。こっちだぞと呼んでくださっている。だから、わたしたちはどちらに向かえばいいかがわかる。仏となる未来に向かって迷わず進む。
Q呼び声とうかがいよくわかりました。ただ、仏のわたしの口を使ってのお称えとも言えませんか?
3について。過去は現在の中に蓄積されている。宿業といいます。過現未の仏というように、過去にも仏に遇っているが、仏の方に向かなかった。現在も仏に遇っている。念仏が届いている。仏がこっちへ来いと呼んでいる。未来から仏が呼んでいる。
Q2の質問に対しての詳細なお答えと理解しました。
いつもありがとうございます。

今年も共に聴聞しましょう。善及
Commented by zenkyu3 at 2018-01-08 09:43
> 畑のかえるさん
わたしたちの口から出るお念仏はわたしが称えているのではない。仏が称えさせているものをわたしが称えていると主張するなら、それはお念仏を私物化したことになります。称えようとして称えるお念仏も、称えようと思わずとも出てくるお念仏も、全部、仏が称えさせる念仏です。善及

南無阿弥陀仏
Commented by 畑のかえる at 2018-01-09 03:18 x
心を離れて心を見る、なむあみだぶつは弥陀の呼び声のこと、たしかに。ありがとうございました。拙ブログにも書きました。
by zenkyu3 | 2018-01-01 22:24 | このブログのこと | Comments(5)