2017年 05月 01日 ( 1 )

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  二九三、夢やゆめうちかさなれる夢のみぞ、
  さめしうつつも夢の世のなか。

  (香樹院語録)
 
 夢とは事実の解釈。自分に都合のいい解釈が成り立っているうちは夢見心地だが、事実が解釈を追い越して行くと悪夢になる。事実を受け入れざるを得なくなる。事実を受け入れればただの苦しみだが、事実を受け入れられないと苦悩になる。事実を受け入れられない原因は執着にある。苦悩に執着を教えられて、無執着のさとりの境地を目指す。それが仏教。

 南無阿弥陀仏

 柏原祐義・禿義峯編「香樹院語録」


by zenkyu3 | 2017-05-01 12:06 | 香樹院語録を読む | Comments(0)