念仏には無義をもって義とす

  一 「念仏には無義をもって義とす。
  不可称不可説不可思議のゆえに」とおおせそうらいき。

  (歎異抄・第10章)

 「無義」とは「はからいなし」。あれこれ知恵を廻らすのは「人知」(分別知)、「無義」とは「人知」がない。「人知」が届かないから「不可称不可説不可思議」という。いくら「人知」を磨いても「仏智」(無分別智)になることはない。「人の心」を捨てよ、さすれば「仏の心」を得る。歎異抄・第十章はそのことを端的に示した。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2017-09-11 06:24 | 歎異抄の読み方 | Comments(0)