心中をあらためん

  一 「心中をあらためんとまでは、思う人あれども、
  信をとらんと、思う人なきなり」と、仰せられ候う。

  (蓮如上人御一代記聞書176条)

 聴聞に励んでいながら「そのまま救う」という弥陀の誓いは信じないで、苦悩の出処である「自分の心」に執着してこんな心ではダメだと頑張る。これは「反省」という名の「我執」であり、どこまでも「自分の心」に希望を失うまいとしている。蓮如上人が「信をとらんと思う人なきなり」と言うは、そういうことです。いずれ沈むとわかっている泥船、早々と捨てて弥陀の願船を頼めとのご化導です。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2017-09-04 06:21 | 蓮如上人御一代記聞書を読む | Comments(0)