こまかに心をはこぶべき

  一 「法には、あらめなるがわろし。
  世間には微細なるといえども、仏法には微細に心をもち、
  こまかに心をはこぶべき」よし、仰せられ候う。

  (蓮如上人御一代記聞書128条)

 自分の心を細かく観察しなさいと教えています。智慧とは「心が見える」ということですから、日頃から自分の心を観察することが智慧をいただくことにつながる。これを「内観の念仏」といいます。外に向かう心を内に向けるために内観する。われらは常に見たものに心奪われているから、これは簡単そうで難しい。智慧をいただくと、不思議なことに、見ようとしなくてもいつも自分の心が見えているようになる。

 南無阿弥陀仏


by zenkyu3 | 2017-08-19 06:22 | 蓮如上人御一代記聞書を読む | Comments(0)